犬のおしめについて考えてみる|神戸市東灘区の摂津本山駅付近の動物病院なら、去勢・避妊手術、混合ワクチン、狂犬病のサポートをする『おおじ動物病院』

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犬のおしめについて考えてみる

ペット用品のカタログなどを見ると、本当にいろいろな商品があって感心してしまう今日この頃です。日常の洋服はもちろんのこと、雨の日にはレインコート、冬にはダウンジャケット。またお散歩グッズから介護用品まで、いろんな物が揃っています。20~30年前にはペット用の商品は種類が少なくて、身の回りにある物を工夫して使ったものです。おしめもその一つです。ペットの高齢化が進み、日常的におしめを利用される飼い主さんが増えてきました。20年前には人間の赤ちゃん用のおしめを代用して使っていましたが、今やいろんなサイズのおしめが簡単に手に入るようになりました。オス用とメス用にも分かれていて、2kgのチワワから大型犬までサイズも豊富です。

我が家のヨークシャーテリアのスケゴロウも、病院犬のタロウも、寝たきりというわけではないのですが、事情があっておしめをしている犬です。ところが動き回るとおしめがスポッと抜けてとれてしまうことがよくあって困っていました。そこで病院で使っているエリザベスウェアという術後服をおしめの上から着せてみました。エリザベスウェアというのは、術後に傷口を舐めないようにするためにつけるエリザベスカラーの代わりに使う術後服です。エリザベスカラーは、動物も飼い主さんもちょっといやだなあと思われがちなので、術後服を使用することが増えてきました。このウェアは色も可愛く、伸縮性、速乾性のある素材で作られていて、なかなかよくできています。このエリザベスウェアをおしめカバーの代わりにつかってみると、もちろんおしめはとれてしまうことなく、とても快適です。

実はあとで調べてみると、同じメーカーが、おしめなどが脱げない介護服という服も販売してました。術後服と大きくは変わらないのですが。おしめが脱げてしまって困っておられる飼い主さん、一度試してみてください。病院にいろんなサイズの商品見本がありますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

 

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